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2020年総括

 The Hunterで鹿を狩りながらスタートした2020年はFFの零式をメインに、ソシャゲはサービス開始したアークナイツをメインとした1年でした。コロナですがいつもどおり引きこもってエロゲしているだけなのであまり変わらないですね、ええ。ゲームの傾向としては、PCを新調したのでほとんどのゲームをPCで買うようになりったことが大きな変化でした。画質だけではなくて、利便性という点でもこれは元に戻れる気がしません。
 今年のプレイしたエロゲは良い作品が多かったです。新作ではないですがインレの『ChuSingura46+1』『幕末尽忠報国烈士伝-MIBURO-』は魂が震える出来でした。あまり新作も数が出てこなくなりましたが、過去の名作もやってないものは積極的にプレイしていきたくなりました。
 新作エロゲでは『アインシュタインより愛を込めて』は文句なしの傑作でした。特にテキストの秀逸さが他のエロゲとは一線を画していますね。そして『紅月ゆれる恋あかり』も短いですが魂が熱くなる名作でした。これは『は×ブ』好きには刺さります。新作で『恋剣乙女』のような熱血青春モノができて幸せです。雪月花ちゃん可愛かった。
 メインソシャゲのアークナイツはまずもってシナリオと世界観が最上の物であるだけでなく、細部に至るまでデザインセンスに溢れ、やりこみと放置のバランスにも優れていて今後も語られる世界から目が離せません。
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△今年のベストヒロインのファイヤーウォッチちゃん(アークナイツ)

 
--以下2020年プレイ全エロゲ--

『SugarStyle』
 どのルートもゼロから関係を構築していく過程が丁寧さとコミカルさのバランスよく描写できていて楽しめた。
 全ヒロイン好き。

『恋愛、借りちゃいました』
 駄作。主人公がクソ過ぎて本当につらかった。根本的にカネを舐めすぎなのも見ていてつらい。
 サンカク恋愛辺りからの不穏な流れが結実したかのような作品。

『マルコと銀河竜』
 とてつもなくテンポがいいので一気に駆け抜けた。
 以前からのファンとしては、センテンスがシンプルになったので、もともとこのライターのテキストが持っていた詩情がより色濃くなっていて更に好みの文章になったかな。
 凄まじい密度のビジュアルタイフーンでサービスカットも多いけど、カートゥーン要素は…正直いらない。

『ゴッドシスターズ』
 特に何もない作品。kakaoの絵はエロいけど、過去の作品と比べるとシチュエーションの面白みに大きく欠ける。

『喫茶ステラと死神の蝶』
 もうグラフィックは神の域ですね・・・。この柔肌の質感を出せる絵はそうそうお目にかかれない。
 シナリオも、主人公が巻き込まれながらも前向きに一生懸命頑張る姿がとてもよく、没入感があった。
 成人ならではのバーでのデートとかもあるのもよかったよ。

『千の刃濤、桃花染の皇姫‐花あかり‐』
 適度な長さのダレないショートシナリオはどれも出来が良かった。
 本編短いメインキャラの世界観的なその後とかもちゃんと補完してるのも良いね。
 総合的に見て高いレベルでよく纏まったFDだった。

『Kiss&Crisis』
 嫌いになれない安っぽさに満ちたサスペンス嫌いじゃないし、業務上必要な女のつまみ食いもこれはこれで良かったよ。
 ただまああまりにも主人公の感情が平坦で欲がなさ過ぎて移入できなかったな、というところが大きい。

『神様のような君へ』
 痛々しいハッカー(笑)要素がだいぶ心をえぐってくるが、個別ルートそれぞれはどれもなかなか読みごたえがあった。
 特に唐突に恋人が痴呆になった姉妹ルートは、横恋慕の存在の生生しさが良いエッセンスとなり、物語の迫真性を高めていた。
 グラフィックも文句なし。良作。

『ChuSingura46+1』
『ChuSingura46+1 武士の鼓動』
 ずっとやってなかったけど、いざ始めたらこれがもう面白いのなんのって。
 まず史実(というか原本)通りに進むシナリオから、ああも面白いif達から大団円を作り上げ、さらに現実に美しく還元する一連の流れは素晴らしいというほかない。

『幕末尽忠報国烈士伝-MIBURO-』
 忠臣蔵と比べると、史実の上、事実が判明している部分が多いだけに、どれだけ史実に寄せてくるのかと思ったが、これがまた史実から一歩も引かないで作り上げられたものすごく胸が熱く、痛く、愛を感じる作品。

『キュリオディーラー』
 終盤の出来事群が予想以上に面白かった。
 男キャラがかなりマジでどうでもよくウザいので全体的にみるとプラマイゼロ。

『TrymenT_AlphA』
 あまりにすべてが美しい作品となった。
 ただ、世界観的には細部が明かされた分、見えないところが余計に気になるもどかしさも残る。

『バタフライシーカー』
『バタフライシーカー ~カオス・ナイトメア~』

 めっちゃくちゃ面白かったしテンポもよかった。ミステリの作りがとても面白くて、どんどん読み進めてしまった。
 特にカオス・ナイトメアのシナリオはミステリ小説としてもめちゃくちゃに面白すぎる。てかギャルゲーじゃねえよ恋愛要素ねえじゃねえかこれもうさあ。
 絵が(乳のラインが)すごくいいだけに、エロシーンが少なすぎるのがちょっと残念だった。

『宿星のガールフレンド 芙慈子編』
 テキストは悪くなかったけどミッショナリーが無いので泣きながら帰宅しました(何

『不可視の薬と数奇な運命』
 ヒロインと最初から懇意でギャルゲーとして面白くなかったし、
 主人公の存在が世界から消えて云々~っていうワンパターンがあまり面白くなかった。

『メルキス』
 いつも通り特に何もありません。
 いい点を挙げるなら、パイズリCGがちゃんと亀頭が隠れていたのと、後輩の”ほくろ”が斬新だった点。

『Re CATION~Melty Healing』
 結構よかった。特に日菜子さんのHシーンが結構攻めた作りなのを褒め讃えたい。
 「女性をイカせないといけない恐怖」から解放されていた。もっとこういうエロが商業”でも”増えてほしい。

『まおかつ!』
 ぼにーの描く乳は最高だな! (シナリオは)無いです。

『かけぬけ★青春スパーキング!』
 シナリオもテキストもキャラクター構築も、隙なく漏れなくひどい。絵と声にここまで金掛けるならもう少し何とかしろよw
 訳も知らされず主人公があたり散らかすのキッツイからほんとやめてほしい。
 しかも最初からヒロインたちと関係が構築されてて好感度MAXだしさあ・・・
 かけぬけってCTRLキーで駆け抜けることを揶揄したのかな?という作品だった。でも絵は良い。

『上倉雛のヒミツ 〜ごほうびは私のカラダ♪〜』
 中田氏した時のリアクションがとても良い(叫ばない)。
 という褒めるべきところがあるだけこの値段帯の作品としてはマシ

『眠れぬ羊と孤独な狼 -A Tale of Love, and Cutthroat-』
 テンポよく楽しくバイオレンスに浸れました。殺しは楽しい!!(イェア!!
 なんもかんも、クソどもは自分を含めて皆すべてを失ってお仕舞というのもすがすがしくていいですね。

『赤ちゃんほしいな(ハート)~今日からはじまる妊活(らぶらぶ)えっち~』
 オッサンと、ついこないだまで女学生だった新妻という組み合わせは良いと思うけど、
 正直オッサンのチンチンが10代のそれなので、シチュエーションに何の重みもないんだよな。おしい。

『アインシュタインより愛を込めて』
 愛、こもってました。BAD含めて全ルート好きです。
 予想の30倍くらいSFで楽しめたし、どいつもこいつも愛がデカすぎる。
 シナリオのテンポもとても良くて1日(半日×2日)で読み終えた。
 今回も最後は主人公くん置き去りにされてたけど、まああのヒロインはアポロしないといけないのは説明されてるからね。

『ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう』
 金松由香が出てるから神ゲー。
 シナリオもキャラクターもとても気に入ったけど、レベル上げや好感度上げのカロリーが高すぎて周回はする気にならん。
 エロについては、モブ男にちゃんと声を入れて情欲を描き出しているのがとても良かった。
 一方で主人公は性欲の描写が薄くて機械的にセックスするのでメインヒロインのエロシーンは気に入ったものはあまりなかった。

『水蓮と紫苑』
 Recationがちょっと挑戦的な姿勢を見せてくれたから少し期待したんですが、こっちのラインはダメでした。
 古いエロゲの慣習に甘えっぱなしのエロシーンばっかで恥ずかしくないの?

『竜姫ぐーたらいふ』
 クソニートの主人公に没入できるわけないだろ!でもエロシーンが良かったから良し!
 トカゲ状態を丁寧に描いてくれたのが良かったね。

『紅月ゆれる恋あかり』
 このシリーズも4作品目ですが、うれしい過去時系列。
 ふたを開けたら叫び合い罵倒し合いの熱血友情作品。まさかこんないい作品に化けるとは思わなかった。
 ハーヴェストオーヴァーレイFDの時もだけど、このライター、たまにミラクル起こすよね。

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プロフィール

沙原 塞

Author:沙原 塞
 中1から萌えオタの社会人ゲーマー。ゲーム以外の趣味というと、自分の為に駄文を書き連ねるのが好きですが、ここはそういう散文の投棄場だとも言えます。
 さて、シスタープリンセスが連載されていたG'sマガジンを毎月楽しみにしていたあのころが懐かしい今日このごろ。みなさまいかがお過ごしでしょうか・・・

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