2018年総括
本年中は大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
さて、平成も本年でほぼ終わりとなり、和暦で仕事をする私のような人間はヤキモキ感が溜まっておる所ですが、また今年も1年を振り返り、人生の楔といたしましょう。
①VTuber
今年の時間的リソースはほとんどVTuberに費やしました。
とても大事なこととして、VTuberという定義を語る上では2つのハッキリ分かたれた文脈が有ります。それは分かりやすく名付けるなら『企業』と『個人』です。
前者の『企業』とは、2017年後半から一気に盛り上がった『キャラクター/配信コンテンツ』としてのVTuberです。これによって”人が何かを表現する事において、容姿というとてもとても強大な枷から解き放たれた”という転換点が生まれ、次に繋がります。
後者の『個人』とは、先にあって盛り上がりを見せていた『企業』VTuberコンテンツが、VRchatという世界”観”と結びついて生まれた、『ヴァーチャル市民権』とでも呼ぶべき文脈を持ちます。しかもこの文化的シンギュラリティを為したのが、1人のおじさんによるものとかラノベか何かか。
しかしながら私が好むのはひたすらに前者の『企業』勢でありました。まあシロちゃんから入ったしそりゃそうだ。ただ、申し上げたとおり個人VTuberは文化的シンギュラリティを経た新しすぎる概念(notコンテンツ)なので、10年単位の将来はネチズン=VTuberみたいな時代が来ても不思議では無い(ex.サマーウォーズなど)んです。
閑話休題いたしまして、『電脳少女シロ』→『にじさんじ』→『アイドル部』→『ハニーストラップ』という流れを主軸に大箱小箱を万遍なくオチしまくって最終的にお気に入りとなったのは次の2人。
『カルロ=ピノ』様
”キャラクター(設定)”と”中の人”のバランスの塩梅で魅力を作っていく事が当たり前のVTuber世界で、数少ない『完全にキャラクターとして存在し続けている』非常に希有な少女です。
愛らしさと聡明さが両立した、生き物が大好きな、無邪気な深想の令嬢としてヴァーチャルな世界を”生きて”います。
だからこそ彼女のファンはその尊さと偉大さを崇め讃え、『虫さん』として彼女と”共に生きて”往くのです。
ピノ様は偉大です。
『周防パトラ』ちゃん様
おっちょこちょいなオタクのお姫様。ブラック企業を辞めてVTuberに転生した彼女が、過去好きだけど評価されなかったことで評価される事など、その歩みそのものがとても眩しくて強く惹かれます。雑談配信でドン引き・同情・爆笑を誘う一方で、ASMRでガチ恋勢を量産に掛かるそのメトロノームぶりもずるい。ずるすぎる。かわいい。好き。もっと生きて。
②PS4
『モンスターハンター:ワールド』から始まった今年のPS4。もう流石にやることが無いので触っていませんが、非常にストレスフリーな操作性と多彩なアクションと美麗な作り込まれたグラフィック、とても良いゲームでした。もう夢中でやりまくりました。
現在同じくらい遊んでいるのがY2を迎えて大型有料アップデート『Forsaken』によりめっちゃ面白くなった『Destiny2』です。1人でもまったりバウンティをこなしながらランダム装備を厳選して楽しめる神ゲーです。まあソシャゲ並みに時間泥棒ですけどね。
③音ゲ
新作の『Rootage』が稼働しました。そのすこし前からモチベは高く、多少リハビリをこなしていたためか、十段に返り咲くことが出来ました。ボス曲の易化が最大の改善点。しかしながら、モチベがあるんだけど、他ゲーのモチベがそれ以上に高くてなかなかゲーセンに行っていないのが現在の実情。特にでってにー2の時間泥棒がですね……。
ちなみに今年弾いた曲だとこの2つがお気に入りです。
『Papilio ulysses』
音も展開が好き好き過ぎる。終わり方が綺麗で何度もプレイしたくなる。
『東京神話』
混ぜるな危険案件。こんなの絶対キモチイイに決まってるでしょっていう。
④エロゲ
これぞ今年を代表する傑作!・・・みたいなのが無い微妙な年でした。
ポテンシャルで言えば『DeepOne』が期待の星でしたが、まあ炎上致し方無しの商法・シナリオをやらかしてしまって残念でした。
思い出に残った作品を挙げるなら『ひとつ屋根の、ツバサの下で』が一押しですね。微妙なシナリオの√もありますが、奇抜ながらも突き抜けた世界観ながらも、その空は高く、蒼く、清々しい……(意味不明)


水彩感も若干ある絵が世界観にマッチして最高なんだわな。
↓ 以下、2018年に遊んだエロゲ全所感(これ以外に未コンプが5つ以上ある……) ↓
『金色ラブリッチェ』
感動とイライラがかなり高いレベルで共存してて絶妙な後味。
“ちゃんと”ヒロインを殺して物語と作り上げたのは見事でそれなりに感動したけど、その一方で主人公は全方面甘えマインド&ムーヴを徹頭徹尾振りまいていてイライラが耐えなかったのも事実。女の子の生き様が格好いいから楽しめたけど、主人公自体はクズに始まりクズに終わるだけだったね。
やけに鼻につく安っぽい主張テキストがちょいちょいあるが、個別シナリオも同じように安っぽい感じだった。
その他の素材は一級品で、個別シナリオとテキスト以外にケチを付ける所は全くないです。
『まほ×ろば -Witches spiritual home-』
”ほぼ全部良い”超良作だった。ただ、エロだけはシーンこそ多いし、構図も良好だが凡庸(エロゲのテンプレをなぞるだけ)。
主人公が学生ヒロインから一歩引いた管理人さんポジションなのって、オッサン的にはトレースオンしやすくて好きよ。
特にシナリオが良かったのは久遠。得ることと失うこと。依存、自立、共生。極度の対人恐怖症じみた子ウサギが段々自分に心を開いてくれる、ド安定の可愛さ劇場だけでも評価できるのに、読ませる部分も丁寧かつ無駄の無い展開で中々沁みた。
他も衝突の対象が同じヒロインだから相手側の心理もよく解って、円満解決部分で心情に入り込める静流(御影)√も良い。
エルフみたいなエニス先生と一世一代の大恋愛も素敵だったし、こなつ√はもう定められた運命の相手みたいな感じで、ひたすら愛らしくて幸せな時間だった。
あと、きみしま青が原画したこなつと久遠のカラーデザインとその彩色が凄い・・・。
実は2017に出たエロゲで一番彩色が美しい作品では無かろうか。
『絆きらめく恋いろは』
ハーヴェストオーバーレイのファン期待の新作。
一番のお気に入りはやっぱり椿お姉ちゃん。才能の無い人間が、不安と孤独を縁(よすが)に、努力に埋没する姿は一種の狂おしさに溢れている。この人の隣に立たないで何が男か!
全ての√で、『力の溜め』感がとても格好いい戦闘シーンの一枚絵の出来と、クールな楽曲が相まってテキスト(さして技術的なアレや駆け引き的なコレがあるわけではない)以上に戦闘シーンは燃える。特に最後でながれる劇中歌が最高。
あと千石先輩に金玉つかまれるシーンくっっっっっっそエロいんでFDお願いします。
『ハーレムゲーム2』
だいたい1と同じ感想なんだけど、1よりヒロインがでれるのが更に早くて、シンゴジラのラーメンみたいなシナリオだった。
のびきってどうしようも無いぜこいつは。
『IxSHE Tell』
スコールみたいなテンションの序盤さえ抜ければ良質のイチャラブが楽しめ(スコールでずぶ濡れになった状態で楽しめるかどうかは人それぞれだとは想うが)た。序盤を除く共通はヒロイン同士の鞘当て感が出てて面白い(だいたい暗黒属性幼なじみのせいだ)し、個別では余計な邪魔は入らず良好なイチャラブ空間を堪能できた。
ヒロインの家庭を描いた、優しさに溢れた先輩√だけ飛び抜けてお気に入りだったりする。
ところでAmenity's Lifeで見せた素晴らしいパイズリが見る影も無いんだが? パイズリフェラ滅ぶべし。慈悲は無い。
『景の海のアペイリア~カサブランカの騎士~』
FDだが、前作同様、主人公のオナニーとSci-Fi的な世界が楽しめたので良し。肉感重量感のあるエロCG好き。
オチは下らなすぎて笑った。ただそれもシンカーとのやり取りからの落差があるから楽しめるんだよな。
『ひとつ屋根の、ツバサの下で』
なんでヒロイン4人でライターが6人いるんだw という笑いポイントは置いといて、
とても良質のギャルゲ―だった一彩√と、詩的でモノローグの見事な三鞠√が良かった。
一彩√は告白からデート、初エッチ前後、遺恨の決着、どのイベントも流れが全部良かった。エピローグで回想で済まされてしまった部分が描かれてれば神ゲーまであった。
三鞠√は詩的。昔を想うこと…誰かの思い出・歴史と繋がること。それでいて、そこで見つけたものは、かけがえの無い自分たちだけのものだと感じる事。その、誤謬すら振り払うほどの正当性を、心の底から信じ抜くこと。また三鞠√は、小さくて儚げな肢体の描写と、それに戸惑いつつも欲情する主人公のレスポンスの描写がとても丁寧で良かった。テキストが良いエロゲが私は愛おしい。
『ずっと前から女子でした』
予想よりシーン数のボリュームはあったし、CGも重力感ある爆乳がとても良いし、エロテキストもそれなりに良かった。純粋な和姦シチュエロを手っ取り早く楽しめるという方向の良作だった。
『少女グラフィティ』
愛子√は見慣れた感じの思い込みドツボにはまってさあ大変BADエンド。これお家芸かなんかか? まあ別に好きでも何でも無いヒロインなのでどうでも良かった。
佐彩√が本編だったが、これも大筋は割と雑な復讐劇で終わった。
良かったのは朱美√。物語の真相にはあまり触れられず、可愛い彼女(ファミレスで勉強デートするの良いよね・・・)の気高く気丈な生き方に感化されて、主人公の止まっていた時は動きだし、また彼も彼女を支えるため生を歩み始める。とまあお話は奇を衒わず、好きな類いのモノだった。
主人公が『女を押し倒してOKもらえるときの顔がわかる』という特殊能力(捕獲名人かよ)を持っており、それで行きずりのセックスにホイホイ持ち込むのが面白すぎて話が入ってこなかった感もある。何が面白いって、この特殊能力はストーリーに何にも絡んでこず、ただ主人公とヒロイン達が当初に無理矢理関係性を持つために存在しているのである。このナンセンスさがですね、とてもエロゲーな感じがして好きでした。ちなみにこの能力を活かした放課後モブエッチがお気に入りです。
『如月真綾の誘惑』
1~2歳年上の姉との恋愛なのに、主人公の精神年齢が幼すぎるのでおねショタになってしまっていて残念でした。
テキストは(不自然なおねショタであることを除けば)悪くないのだが、目玉のCGが昔(ラブリケ2とか)よりだいぶ劣化してしまっているのが残念でならなかった。特にオーラルセックスの手抜きぶりが目立つ(口にペニスを含まない)
『英雄*戦姫GOLD』
めっちゃ楽しめた。大槍原画目当てで買ったんだけど、キャラデザだけで無く、ごちゃまぜ世界感もゲームデザインもどっちも好きになりました。
お気に入りはガラハドとドレイク。ガラハドの生真面目+サラサラストレートヘア騎士+冷厳なる氷剣の儀式と、ドレイクの「セーラー服着た雪歩がドス声効かせて暴れてる」絵面ほんと好き。あとマルコポーロの手袋と、カメハメハのホニホニと、呂布の腹筋と、パーシヴァルの白バニースーツと、アショーカの丸出し正装が好き。
あと青葉りんご!!!あおばりんごりん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(乾ききったスポンジが水を吸い込む音ォ~~)
『かりぐらし恋愛』
軽妙な掛け合いでずっと笑いながら楽しめる。いつもより、キチガイより掛け合いで笑わせてくる、おすすめしやすい1品。
笑いだけでなくキャラの愛らしさや、恋愛のこそばゆさも楽しめる良作でした。
ひより√のおそろいパジャマで深夜に近所のコンビニに行くシーン、田舎のDQN感あって好きだよ。
杏√はダメ彼女ヤバい・・・でもおっぱい美人最高!みたいな背反が、ドツボにハマっていくようで楽しい。
サブキャラの丸√も、自分に好意を抱いている子を置いておいて、その妹とのカラダの関係に溺れていく背徳感がたまらない。
『はーれむ村 ~童卒不可避!子種提供は村の掟です!!~』
相変わらず序盤の好感度低い状態の似非レヰプが素晴らしい。中出しした精液を掻き出す描写正直興奮した。
『MakingLovers「激イチャアフターストーリー」vol01』『MakingLovers「激イチャアフターストーリー」vol02』
短いからダレずに終わって良かったが、コストに見合うかと言われたら絶妙に微妙。
この量なら2つ合わせてこの金額で良いような気もする。髪型代か?ヘアセットアッププライスなのか!?
ただ顔面騎乗位があるのはすばらしい。もっと増えてくれ女性上位エッチ。
『二人と始める打算的なラブコメ』
低価格で、3Pルート1本というコンパクトな作りだが、しっかりと楽しめた良作。
主人公が(どこか偽悪・自虐的に)玉の輿を見つけたいという心根をちゃんと書きつつ、目の前の女の子を幸せにしたいという心の動きを描いていて、その心の動きがキャラクターの魅力の描写をより良いものにしている。・・・つまり萌えるってこったよ!
『ラプソディックホリデイ』
那月がもうエロくてエロくて俺はメロメロになりましたよ。
用語集とトゥルーシナリオでさりげなく世界を構築してくるのずるいなあ。
語り方が押しつけがましくないから、多少の稚拙さが却ってファンタジーみを増していたりする。
『恋はそっと咲く花のように』
マザコンゲーにハズレ無し。なぜならマザコンこそが全てのエロゲの原点だからだ(は?
主人公が積極的に女の子を助けようとするのは良いんだが、女の子の抱えてるものが1学生の手にあり余っている感じがすごくて、でもママパワーでそれが何とかなってしまう感じが実にもどかしいけど、ママは偉大なのだ。わっはっは。
『新・他の男の精液で孕んでもいいですか…?』
肝心のエロ関連は微妙だったけど、エンディングの芸術展が高いので読後感は良い。
ネトラレものにしては、そんなに主人公がたたき落とされないんですよねコレ。それがやっぱりうーんこの。
『IxSHE Tell「彩楓&芳乃」ミニアフターストーリー』
ひどい出来だった。頼みの綱の一枚絵が尽く質が低くてHOOKいよいよ終わるか?終わってもいいぞってなった。
というか主人公君の誠実な人間性はどこへ行ったんだ・・・誰だよこのセクハラ中年親父みたいなヤツは。
『宿星のガールフレンド』
ユーリちゃん可愛かった最高。ヒロインが最初から絞られてるからか、余計なハーレム展開要素が無い=不必要に主人公がageられすぎない=没入感が高い。
主人公の性欲と理性の描き方も丁寧で、時に欲望に負けたり、時に焦らされたりする所も良かった。
かんなぎれいの絵は相変わらず最高だが、構図がひねりすぎててヌキたくはならなかった。
『まおてん』
読み応えのあるシナリオでした。人外モノとして読んでも面白い。
フェチズム満載のカリン様√ととにかくかわいい姉さん√はどちらも幸せになれます。
無垢な犯罪めいたロリ巨乳と、優しく清廉な高身長貧乳黒髪ロングお姉ちゃんいずれも刺さります刺さります。
メインヒロインであるリタ√と、隠しアナザーエンドの繋がりはプロットと表現力の勝利って感じ。
ヒロインとしては全然好きじゃないんだけど、お話が面白すぎた。
エロシーンもショタのフェラとか、隣家のママで筆卸とか、委員長ドS覚醒とかサブキャラまであってしかもそれがだいぶシチュが特殊で楽しませてくれてとても良かった。
『委員界の異端者!』
シナリオの短さと薄さよりもシーンごとのつなぎがおかしい所が多くてストレスが溜まる。
ギャルゲ要素も急展開すぎてついていけない。
伝統のスラップスティック感や淫棒を解き明かす展開も無く、夜出かけてはボコられて帰ってくるのを繰り返すだけの主人公。
わざわざ倫応学園シリーズの晩節を汚しに来なくて良いから・・・
『未来ラジオと人工鳩』
凡庸なお話だけど、2ルート使ったメインシナリオは悪くなかった。
その他の秋奈・水雪√はオマケ程度のしょっぱい出来で残念。
一番期待していた秋奈√では、相手は高嶺の花のような存在なのに、あっさりと好意を抱かれてしまう所から始まり、色々と薄っぺらいお話でした。 でも許せないのはね、パイズリで女の子がイっちゃうんですよ。エロもおざなりにしないメーカーの路線としては、結局全部男性完全上位のエロシーンしか無くて、残念きわまりない。
『出会って5分は俺のもの! 時間停止と不可避な運命』
お気に入りはノア√。彼女の家で水着着させて初Hは燃えますね。実によろしい。
妹の友達って大好きな関係性なので、もっと増えて欲しいと思ってます。
個人的にはいつも鬼門な妹ヒロインも、エロとコメを前面に押し出していて楽しめた。特に導入が抜群に良かったネ。
『DeepOne』
YOU DIEDマシマシの一本道+続編を臭わす終わりだった。ともかくも身内の嫉妬めいたゴタゴタに(まったく分けも判らず)巻き込まれる(しかもなんで巻き込まれたかはロクに語られない)だけなので、プレイしていて燃えるものが無かった。
絵面は最高に格好いいし、自慢の戦闘テキストその物は悪くないんだけど、
・トリック説明台詞が戦闘中のくせにやたら長い
・「なんだと!…なーんてね♪」的展開の多用
・ザッピングが多いし長い
あたりの特徴と文体の相性が最悪で、流石にくどさが勝った。あと戦闘以外でも難解さが継続されるのも辛い
『ろけらぶ 同棲×後輩』
いちゃいちゃ同棲もの(好き)。甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるその様が最高に天使。
終始テンポが良く、ダレないテキストだった。
パイズリが馬乗りしかないのだけクソ。
『Re;Lord ヘルフォルトの魔女とぬいぐるみ』
何の面白みもゲーム性も無いマップシステム、アホみたいに湧く雑魚戦闘、服を脱がす前に敵が死ぬステ調整、周回前提の特殊技アンロック、昔から変わらないEscudeらしい単調かつ面倒くさい頭の痛くなるゲームデザインだった。絵は良い。
『9-nine-そらいろそらうたそらのおと』
妹…妹なあ。妹である蓋然性も、禁忌感も薄くてなんだかなあ。
もちろん絵は良かったし、桐谷華も良かったよ。
『その大樹は魔界を喰らう』
いつものわちゃわちゃしてる感じのいつものソフトハウスキャラ。
魔砲と比べるとエロが無難すぎる代わりに、キャラの描き方が丁寧で良かった。
どの娘も幸せにしてあげた意欲をそそられ、また上手に幸せにしてあげる良いシナリオでした。
さて、平成も本年でほぼ終わりとなり、和暦で仕事をする私のような人間はヤキモキ感が溜まっておる所ですが、また今年も1年を振り返り、人生の楔といたしましょう。
①VTuber
今年の時間的リソースはほとんどVTuberに費やしました。
とても大事なこととして、VTuberという定義を語る上では2つのハッキリ分かたれた文脈が有ります。それは分かりやすく名付けるなら『企業』と『個人』です。
前者の『企業』とは、2017年後半から一気に盛り上がった『キャラクター/配信コンテンツ』としてのVTuberです。これによって”人が何かを表現する事において、容姿というとてもとても強大な枷から解き放たれた”という転換点が生まれ、次に繋がります。
後者の『個人』とは、先にあって盛り上がりを見せていた『企業』VTuberコンテンツが、VRchatという世界”観”と結びついて生まれた、『ヴァーチャル市民権』とでも呼ぶべき文脈を持ちます。しかもこの文化的シンギュラリティを為したのが、1人のおじさんによるものとかラノベか何かか。
しかしながら私が好むのはひたすらに前者の『企業』勢でありました。まあシロちゃんから入ったしそりゃそうだ。ただ、申し上げたとおり個人VTuberは文化的シンギュラリティを経た新しすぎる概念(notコンテンツ)なので、10年単位の将来はネチズン=VTuberみたいな時代が来ても不思議では無い(ex.サマーウォーズなど)んです。
閑話休題いたしまして、『電脳少女シロ』→『にじさんじ』→『アイドル部』→『ハニーストラップ』という流れを主軸に大箱小箱を万遍なくオチしまくって最終的にお気に入りとなったのは次の2人。
『カルロ=ピノ』様
”キャラクター(設定)”と”中の人”のバランスの塩梅で魅力を作っていく事が当たり前のVTuber世界で、数少ない『完全にキャラクターとして存在し続けている』非常に希有な少女です。
愛らしさと聡明さが両立した、生き物が大好きな、無邪気な深想の令嬢としてヴァーチャルな世界を”生きて”います。
だからこそ彼女のファンはその尊さと偉大さを崇め讃え、『虫さん』として彼女と”共に生きて”往くのです。
ピノ様は偉大です。
『周防パトラ』ちゃん様
おっちょこちょいなオタクのお姫様。ブラック企業を辞めてVTuberに転生した彼女が、過去好きだけど評価されなかったことで評価される事など、その歩みそのものがとても眩しくて強く惹かれます。雑談配信でドン引き・同情・爆笑を誘う一方で、ASMRでガチ恋勢を量産に掛かるそのメトロノームぶりもずるい。ずるすぎる。かわいい。好き。もっと生きて。
②PS4
『モンスターハンター:ワールド』から始まった今年のPS4。もう流石にやることが無いので触っていませんが、非常にストレスフリーな操作性と多彩なアクションと美麗な作り込まれたグラフィック、とても良いゲームでした。もう夢中でやりまくりました。
現在同じくらい遊んでいるのがY2を迎えて大型有料アップデート『Forsaken』によりめっちゃ面白くなった『Destiny2』です。1人でもまったりバウンティをこなしながらランダム装備を厳選して楽しめる神ゲーです。まあソシャゲ並みに時間泥棒ですけどね。
③音ゲ
新作の『Rootage』が稼働しました。そのすこし前からモチベは高く、多少リハビリをこなしていたためか、十段に返り咲くことが出来ました。ボス曲の易化が最大の改善点。しかしながら、モチベがあるんだけど、他ゲーのモチベがそれ以上に高くてなかなかゲーセンに行っていないのが現在の実情。特にでってにー2の時間泥棒がですね……。
ちなみに今年弾いた曲だとこの2つがお気に入りです。
『Papilio ulysses』
音も展開が好き好き過ぎる。終わり方が綺麗で何度もプレイしたくなる。
『東京神話』
混ぜるな危険案件。こんなの絶対キモチイイに決まってるでしょっていう。
④エロゲ
これぞ今年を代表する傑作!・・・みたいなのが無い微妙な年でした。
ポテンシャルで言えば『DeepOne』が期待の星でしたが、まあ炎上致し方無しの商法・シナリオをやらかしてしまって残念でした。
思い出に残った作品を挙げるなら『ひとつ屋根の、ツバサの下で』が一押しですね。微妙なシナリオの√もありますが、奇抜ながらも突き抜けた世界観ながらも、その空は高く、蒼く、清々しい……(意味不明)


水彩感も若干ある絵が世界観にマッチして最高なんだわな。
↓ 以下、2018年に遊んだエロゲ全所感(これ以外に未コンプが5つ以上ある……) ↓
『金色ラブリッチェ』
感動とイライラがかなり高いレベルで共存してて絶妙な後味。
“ちゃんと”ヒロインを殺して物語と作り上げたのは見事でそれなりに感動したけど、その一方で主人公は全方面甘えマインド&ムーヴを徹頭徹尾振りまいていてイライラが耐えなかったのも事実。女の子の生き様が格好いいから楽しめたけど、主人公自体はクズに始まりクズに終わるだけだったね。
やけに鼻につく安っぽい主張テキストがちょいちょいあるが、個別シナリオも同じように安っぽい感じだった。
その他の素材は一級品で、個別シナリオとテキスト以外にケチを付ける所は全くないです。
『まほ×ろば -Witches spiritual home-』
”ほぼ全部良い”超良作だった。ただ、エロだけはシーンこそ多いし、構図も良好だが凡庸(エロゲのテンプレをなぞるだけ)。
主人公が学生ヒロインから一歩引いた管理人さんポジションなのって、オッサン的にはトレースオンしやすくて好きよ。
特にシナリオが良かったのは久遠。得ることと失うこと。依存、自立、共生。極度の対人恐怖症じみた子ウサギが段々自分に心を開いてくれる、ド安定の可愛さ劇場だけでも評価できるのに、読ませる部分も丁寧かつ無駄の無い展開で中々沁みた。
他も衝突の対象が同じヒロインだから相手側の心理もよく解って、円満解決部分で心情に入り込める静流(御影)√も良い。
エルフみたいなエニス先生と一世一代の大恋愛も素敵だったし、こなつ√はもう定められた運命の相手みたいな感じで、ひたすら愛らしくて幸せな時間だった。
あと、きみしま青が原画したこなつと久遠のカラーデザインとその彩色が凄い・・・。
実は2017に出たエロゲで一番彩色が美しい作品では無かろうか。
『絆きらめく恋いろは』
ハーヴェストオーバーレイのファン期待の新作。
一番のお気に入りはやっぱり椿お姉ちゃん。才能の無い人間が、不安と孤独を縁(よすが)に、努力に埋没する姿は一種の狂おしさに溢れている。この人の隣に立たないで何が男か!
全ての√で、『力の溜め』感がとても格好いい戦闘シーンの一枚絵の出来と、クールな楽曲が相まってテキスト(さして技術的なアレや駆け引き的なコレがあるわけではない)以上に戦闘シーンは燃える。特に最後でながれる劇中歌が最高。
あと千石先輩に金玉つかまれるシーンくっっっっっっそエロいんでFDお願いします。
『ハーレムゲーム2』
だいたい1と同じ感想なんだけど、1よりヒロインがでれるのが更に早くて、シンゴジラのラーメンみたいなシナリオだった。
のびきってどうしようも無いぜこいつは。
『IxSHE Tell』
スコールみたいなテンションの序盤さえ抜ければ良質のイチャラブが楽しめ(スコールでずぶ濡れになった状態で楽しめるかどうかは人それぞれだとは想うが)た。序盤を除く共通はヒロイン同士の鞘当て感が出てて面白い(だいたい暗黒属性幼なじみのせいだ)し、個別では余計な邪魔は入らず良好なイチャラブ空間を堪能できた。
ヒロインの家庭を描いた、優しさに溢れた先輩√だけ飛び抜けてお気に入りだったりする。
ところでAmenity's Lifeで見せた素晴らしいパイズリが見る影も無いんだが? パイズリフェラ滅ぶべし。慈悲は無い。
『景の海のアペイリア~カサブランカの騎士~』
FDだが、前作同様、主人公のオナニーとSci-Fi的な世界が楽しめたので良し。肉感重量感のあるエロCG好き。
オチは下らなすぎて笑った。ただそれもシンカーとのやり取りからの落差があるから楽しめるんだよな。
『ひとつ屋根の、ツバサの下で』
なんでヒロイン4人でライターが6人いるんだw という笑いポイントは置いといて、
とても良質のギャルゲ―だった一彩√と、詩的でモノローグの見事な三鞠√が良かった。
一彩√は告白からデート、初エッチ前後、遺恨の決着、どのイベントも流れが全部良かった。エピローグで回想で済まされてしまった部分が描かれてれば神ゲーまであった。
三鞠√は詩的。昔を想うこと…誰かの思い出・歴史と繋がること。それでいて、そこで見つけたものは、かけがえの無い自分たちだけのものだと感じる事。その、誤謬すら振り払うほどの正当性を、心の底から信じ抜くこと。また三鞠√は、小さくて儚げな肢体の描写と、それに戸惑いつつも欲情する主人公のレスポンスの描写がとても丁寧で良かった。テキストが良いエロゲが私は愛おしい。
『ずっと前から女子でした』
予想よりシーン数のボリュームはあったし、CGも重力感ある爆乳がとても良いし、エロテキストもそれなりに良かった。純粋な和姦シチュエロを手っ取り早く楽しめるという方向の良作だった。
『少女グラフィティ』
愛子√は見慣れた感じの思い込みドツボにはまってさあ大変BADエンド。これお家芸かなんかか? まあ別に好きでも何でも無いヒロインなのでどうでも良かった。
佐彩√が本編だったが、これも大筋は割と雑な復讐劇で終わった。
良かったのは朱美√。物語の真相にはあまり触れられず、可愛い彼女(ファミレスで勉強デートするの良いよね・・・)の気高く気丈な生き方に感化されて、主人公の止まっていた時は動きだし、また彼も彼女を支えるため生を歩み始める。とまあお話は奇を衒わず、好きな類いのモノだった。
主人公が『女を押し倒してOKもらえるときの顔がわかる』という特殊能力(捕獲名人かよ)を持っており、それで行きずりのセックスにホイホイ持ち込むのが面白すぎて話が入ってこなかった感もある。何が面白いって、この特殊能力はストーリーに何にも絡んでこず、ただ主人公とヒロイン達が当初に無理矢理関係性を持つために存在しているのである。このナンセンスさがですね、とてもエロゲーな感じがして好きでした。ちなみにこの能力を活かした放課後モブエッチがお気に入りです。
『如月真綾の誘惑』
1~2歳年上の姉との恋愛なのに、主人公の精神年齢が幼すぎるのでおねショタになってしまっていて残念でした。
テキストは(不自然なおねショタであることを除けば)悪くないのだが、目玉のCGが昔(ラブリケ2とか)よりだいぶ劣化してしまっているのが残念でならなかった。特にオーラルセックスの手抜きぶりが目立つ(口にペニスを含まない)
『英雄*戦姫GOLD』
めっちゃ楽しめた。大槍原画目当てで買ったんだけど、キャラデザだけで無く、ごちゃまぜ世界感もゲームデザインもどっちも好きになりました。
お気に入りはガラハドとドレイク。ガラハドの生真面目+サラサラストレートヘア騎士+冷厳なる氷剣の儀式と、ドレイクの「セーラー服着た雪歩がドス声効かせて暴れてる」絵面ほんと好き。あとマルコポーロの手袋と、カメハメハのホニホニと、呂布の腹筋と、パーシヴァルの白バニースーツと、アショーカの丸出し正装が好き。
あと青葉りんご!!!あおばりんごりん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(乾ききったスポンジが水を吸い込む音ォ~~)
『かりぐらし恋愛』
軽妙な掛け合いでずっと笑いながら楽しめる。いつもより、キチガイより掛け合いで笑わせてくる、おすすめしやすい1品。
笑いだけでなくキャラの愛らしさや、恋愛のこそばゆさも楽しめる良作でした。
ひより√のおそろいパジャマで深夜に近所のコンビニに行くシーン、田舎のDQN感あって好きだよ。
杏√はダメ彼女ヤバい・・・でもおっぱい美人最高!みたいな背反が、ドツボにハマっていくようで楽しい。
サブキャラの丸√も、自分に好意を抱いている子を置いておいて、その妹とのカラダの関係に溺れていく背徳感がたまらない。
『はーれむ村 ~童卒不可避!子種提供は村の掟です!!~』
相変わらず序盤の好感度低い状態の似非レヰプが素晴らしい。中出しした精液を掻き出す描写正直興奮した。
『MakingLovers「激イチャアフターストーリー」vol01』『MakingLovers「激イチャアフターストーリー」vol02』
短いからダレずに終わって良かったが、コストに見合うかと言われたら絶妙に微妙。
この量なら2つ合わせてこの金額で良いような気もする。
ただ顔面騎乗位があるのはすばらしい。もっと増えてくれ女性上位エッチ。
『二人と始める打算的なラブコメ』
低価格で、3Pルート1本というコンパクトな作りだが、しっかりと楽しめた良作。
主人公が(どこか偽悪・自虐的に)玉の輿を見つけたいという心根をちゃんと書きつつ、目の前の女の子を幸せにしたいという心の動きを描いていて、その心の動きがキャラクターの魅力の描写をより良いものにしている。・・・つまり萌えるってこったよ!
『ラプソディックホリデイ』
那月がもうエロくてエロくて俺はメロメロになりましたよ。
用語集とトゥルーシナリオでさりげなく世界を構築してくるのずるいなあ。
語り方が押しつけがましくないから、多少の稚拙さが却ってファンタジーみを増していたりする。
『恋はそっと咲く花のように』
マザコンゲーにハズレ無し。なぜならマザコンこそが全てのエロゲの原点だからだ(は?
主人公が積極的に女の子を助けようとするのは良いんだが、女の子の抱えてるものが1学生の手にあり余っている感じがすごくて、でもママパワーでそれが何とかなってしまう感じが実にもどかしいけど、ママは偉大なのだ。わっはっは。
『新・他の男の精液で孕んでもいいですか…?』
肝心のエロ関連は微妙だったけど、エンディングの芸術展が高いので読後感は良い。
ネトラレものにしては、そんなに主人公がたたき落とされないんですよねコレ。それがやっぱりうーんこの。
『IxSHE Tell「彩楓&芳乃」ミニアフターストーリー』
ひどい出来だった。頼みの綱の一枚絵が尽く質が低くてHOOKいよいよ終わるか?終わってもいいぞってなった。
というか主人公君の誠実な人間性はどこへ行ったんだ・・・誰だよこのセクハラ中年親父みたいなヤツは。
『宿星のガールフレンド』
ユーリちゃん可愛かった最高。ヒロインが最初から絞られてるからか、余計なハーレム展開要素が無い=不必要に主人公がageられすぎない=没入感が高い。
主人公の性欲と理性の描き方も丁寧で、時に欲望に負けたり、時に焦らされたりする所も良かった。
かんなぎれいの絵は相変わらず最高だが、構図がひねりすぎててヌキたくはならなかった。
『まおてん』
読み応えのあるシナリオでした。人外モノとして読んでも面白い。
フェチズム満載のカリン様√ととにかくかわいい姉さん√はどちらも幸せになれます。
無垢な犯罪めいたロリ巨乳と、優しく清廉な高身長貧乳黒髪ロングお姉ちゃんいずれも刺さります刺さります。
メインヒロインであるリタ√と、隠しアナザーエンドの繋がりはプロットと表現力の勝利って感じ。
ヒロインとしては全然好きじゃないんだけど、お話が面白すぎた。
エロシーンもショタのフェラとか、隣家のママで筆卸とか、委員長ドS覚醒とかサブキャラまであってしかもそれがだいぶシチュが特殊で楽しませてくれてとても良かった。
『委員界の異端者!』
シナリオの短さと薄さよりもシーンごとのつなぎがおかしい所が多くてストレスが溜まる。
ギャルゲ要素も急展開すぎてついていけない。
伝統のスラップスティック感や淫棒を解き明かす展開も無く、夜出かけてはボコられて帰ってくるのを繰り返すだけの主人公。
わざわざ倫応学園シリーズの晩節を汚しに来なくて良いから・・・
『未来ラジオと人工鳩』
凡庸なお話だけど、2ルート使ったメインシナリオは悪くなかった。
その他の秋奈・水雪√はオマケ程度のしょっぱい出来で残念。
一番期待していた秋奈√では、相手は高嶺の花のような存在なのに、あっさりと好意を抱かれてしまう所から始まり、色々と薄っぺらいお話でした。 でも許せないのはね、パイズリで女の子がイっちゃうんですよ。エロもおざなりにしないメーカーの路線としては、結局全部男性完全上位のエロシーンしか無くて、残念きわまりない。
『出会って5分は俺のもの! 時間停止と不可避な運命』
お気に入りはノア√。彼女の家で水着着させて初Hは燃えますね。実によろしい。
妹の友達って大好きな関係性なので、もっと増えて欲しいと思ってます。
個人的にはいつも鬼門な妹ヒロインも、エロとコメを前面に押し出していて楽しめた。特に導入が抜群に良かったネ。
『DeepOne』
YOU DIEDマシマシの一本道+続編を臭わす終わりだった。ともかくも身内の嫉妬めいたゴタゴタに(まったく分けも判らず)巻き込まれる(しかもなんで巻き込まれたかはロクに語られない)だけなので、プレイしていて燃えるものが無かった。
絵面は最高に格好いいし、自慢の戦闘テキストその物は悪くないんだけど、
・トリック説明台詞が戦闘中のくせにやたら長い
・「なんだと!…なーんてね♪」的展開の多用
・ザッピングが多いし長い
あたりの特徴と文体の相性が最悪で、流石にくどさが勝った。あと戦闘以外でも難解さが継続されるのも辛い
『ろけらぶ 同棲×後輩』
いちゃいちゃ同棲もの(好き)。甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるその様が最高に天使。
終始テンポが良く、ダレないテキストだった。
パイズリが馬乗りしかないのだけクソ。
『Re;Lord ヘルフォルトの魔女とぬいぐるみ』
何の面白みもゲーム性も無いマップシステム、アホみたいに湧く雑魚戦闘、服を脱がす前に敵が死ぬステ調整、周回前提の特殊技アンロック、昔から変わらないEscudeらしい単調かつ面倒くさい頭の痛くなるゲームデザインだった。絵は良い。
『9-nine-そらいろそらうたそらのおと』
妹…妹なあ。妹である蓋然性も、禁忌感も薄くてなんだかなあ。
もちろん絵は良かったし、桐谷華も良かったよ。
『その大樹は魔界を喰らう』
いつものわちゃわちゃしてる感じのいつものソフトハウスキャラ。
魔砲と比べるとエロが無難すぎる代わりに、キャラの描き方が丁寧で良かった。
どの娘も幸せにしてあげた意欲をそそられ、また上手に幸せにしてあげる良いシナリオでした。