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禁忌の白線を引く迫真性について

~なぜその主人公に共感できないのか?~
『共感』を生み出すためのリアリティ(迫真性)について



リアリティ(迫真性)という便利な言葉は、ポルノに於いて何を担っているか
それは主人公とプレイヤーを繋ぐヘソの緒であり、最終的にたった数本の線を、紡がれた世界に描く概念だ

その線こそ、禁忌のボーダーラインである
ポルノが手段として踏み越えるべき白線である



リアリティ(迫真性)=禁忌のボーダーラインを描き出すことが、
エロゲの日常共通パート(女の子とお付き合いする前)にもっと重視されて欲しいと常々思っている
主人公にプレイヤーをもっと共感(没入という言い方も私は好きだが)させるために

まあそもそも読み物を読む上で、物語を楽しむ上で、主人公に共感する必要は別にない
しかし、エロゲーとは単なる読み物ではないのだ
それはポルノであるし、オカズとなりて孤独な狼たちを救う救世の箱舟なのである
(つまり、エロシーンいらないって言える人にとっては単なる読み物なのだろうが)

そして、エロゲというのは往々にして主人公の主観を通して語られるので、
「主人公のリアリティ」と「プレイヤー(読み手)のリアリティ」が乖離しないようにする必要がある

詰まるところ、いわゆる『主人公に共感できない』という感想が生まれる理由は、
書き手が主人公のリアリティを描き出そうとしていない、だけではなく、
描き出されたリアリティが、プレイヤーにとって受け入れられないものであるから
(受け入れさせる書き方をしなかった・受け入れられる整合性を欠いたから)という事なのだ



書いてて飽きた 終わり

comment

Secre

エロゲとはトレースオンしてなんぼだからな。

No title

gdgdじゃないかwww

登場キャラのテンションに合わないと、、、なかなかなぁ

No title

>boru薩様
せやな

>賢者
論理展開を考えたらこの5倍くらい文章書くことになりそうだったから投げた
プロフィール

沙原 塞

Author:沙原 塞
 中1から萌えオタの社会人ゲーマー。ゲーム以外の趣味というと、自分の為に駄文を書き連ねるのが好きですが、ここはそういう散文の投棄場だとも言えます。
 さて、シスタープリンセスが連載されていたG'sマガジンを毎月楽しみにしていたあのころが懐かしい今日このごろ。みなさまいかがお過ごしでしょうか・・・

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