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2021年総括

 今年のエロゲとしては「GIKEI」が大外れだったけど「Monkeys!!」で救われた、見たいなところがありました。そして実は「アインシュタインより愛を込めて APOLLOCRISIS」も「流星ワールドアクター Badge & Dagger」もまだ寝かせてあります。めちゃくちゃ好きな作品のFD・続編を紐解くことの不安感に勝てないでおります。この年よりめ。ワハハ。
 大分エロゲをやる本数も減りましたが、これは自分にとっての物語の供給ラインがアプリゲー等に移っているというのが実際のところです。アプリゲーはサービスの終了というリスクを抱えるがゆえに、その物語には他の媒体には無いライブ感があります。
 (こうして言葉にすると、FF14のようなシナリオ重視のオンラインRPGの系譜がアプリゲーにも受け継がれているような感じなんだろうかという気もする。なおシナリオ重視のオンラインRPGについてほかに候補があるわけではない)
 アプリゲーも色々なゲームに手を出してはいるんですが、シナリオとストーリーテリングがハチャメチャに良くないと結局続かないんですよね。
 そんなわけで現在は全部大好きだけど悲観と絶望と決意と意志の固まりのような「アークナイツ」、方程式を考えるようなパーティメイキング&戦闘に加え探索要素が詰めこまれたフィールドデザインが毎回楽しみな「原神」をメインに、サブとして世界観が独特でキャラクターデザインが秀逸な「ブルーアーカイブ」と、メインシナリオの更新時だけは毎回剛速球を投げ込んでくる「FGO」の計4本を支えに生きております。

「Monkeys!!」のOP
 
 △ほぼ2年ぶりくらいに何度も見返すOPに出会えた。GIKEIもOPはとても良かったんだけどね・・・

 アークナイツ第1部完結時のPV。クッソ壮大な楽曲はテイルズオブレジェンディアやゴッドイーターの椎名豪。

 △アニメや3DモデルPVも作ってるけど、往年の静止画M@D大好きおじさんだからこういうのが刺さるんだ。

 追いたいと思えるものが多いことの幸せを大事にしながら生きていきたいという祈りをもって、来年の抱負として〆ます。
 本年中も皆様には大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

――――――――――
今年やったエロゲ一覧
「巨乳ファンタジー4 ~修道士アストル~」
 シリーズで一番好き。人間世界に対するいわゆる超越的存在の影響が一番少ない分、
 地に足の着いたヒロインの魅力・エロさを堪能できる作品となっていた。
 とりわけイシュトヴィアの(エロゲ界的には)貴重な貞淑さによって倍増された愛らしさは破格だった。

「あざスミ」
 あざらしソフト特有の女の体だけやたらエロくて他は何もない虚無ゲー(いつもの)

「セックスアンダーワールドへようこそ!」
 行為前にちょいちょい主人公の性的能力を褒めそやして頂ける会話が最高だった。
 もっとペニスを褒めて伸ばすんだよホラホラ。

「源平繚乱絵巻GIKEI」
 主人公が馬鹿でダサいくせに無駄に性的に潔癖で困った。
 48の史実から伝奇へ動いていくような見事な展開も、MIBUROのようなカタルシスも無く、期待はずれな出来。
 サブキャラはみな良かったので、FD的なものがあれば期待したい。

「竜姫ぐーたらいふLOVE+PLUS」
 気に入ったエロシーンは無かったけどドラ美親衛隊にぎやかだから好き。

「竜姫ぐーたらいふ2」
 ある意味浮気的なシチュであることがちゃんと踏まえられていて、
 その上で盛り上がっていく性的情動がエロシーンにちゃんと取り入れられていてエロかった。
 気楽にさっくりと楽しめるにぎやかな良い作品。

「僕の未来は、恋と課金と。」
 美少女レイヤー神絵師JKがサブヒロインなのは設計上の致命的なミスでしょ(指摘
 まずもって素材が抜群に良い。お話としては適度なボリュームの凡庸な作品だが、欠点が少なく普通に楽しめた。
 一般的な学生が抱える問題なんて家族がらみしかないでしょという前提から見て、話のテーマとしてまともなのも良い。

「恋するココロと魔法のコトバ」
 超常的な精神感応による心の交信・家族の思いの絆の再構築・憬れの断念と再出発......
 いろいろと大好物なテーマぞろいで、とても気に入った作品。絵柄・音楽・シナリオデザインの調和もとても良い。

「同じクラスのアイドルさん」
 芸能界的なすったもんだのせいで、ギャルゲ部分をイマイチ楽しめなかった。
 幼馴染ヒロイン多数派で好感度が最初から振り切っているのもアレ。

「アイカノ ~雪空のトライアングル~」
 既に完成品が分かってる「どっちの料理ショー」を見ている気分だったけど、そういうのを求めてるんじゃなくて、
 もっとそれぞれのヒロインとどう仲が深まっていくのか、その道中で揺れ動く恋心的なものが見たくてですね・・・

「ゆびさきコネクション」
 伊織ルートだけだが、大人びた仕事人と、そのプライベートとのギャップの描写が自然でとても良かった。
 後のヒロインが地味すぎて印象に残らないのはちとアレだが、十分楽しめた。
 あと陰毛ON可能なので5000点差し上げます。

「DC4PH(ダ・カーポ4 プラスハーモニー)」
 共通√での主人公くんの立ち回りがどうも痛々しく、これはアカンかな、と思ったが、個別ルートは平均で凡作くらいにはなってた。
 特にルートを超えてフラグが成立しシナリオが完成する諳子√と、禁忌的な感情を飛び超えて恋に落ちる椎名√は良作。
 でも一番かわいいのはちよ子(えぇ・・・

「Monkeys!!」
 最高。やっぱさ、こういうHARUKAZEが見たかったんだよな・・・。
 スラップスティックという鞘から、白刃めいた感情に抜き身で切りつけられるようなさ・・・。
 ギャルゲ部分としてはユキが可愛くて可愛くてしょうがなかった。王子様キャラみたいに出てきたのにさ、彼氏の家で料理の練習してるとかずるいでしょ。グリフィンドールに3京点。
 それと久しぶりに、無限リピートしたくなるOP楽曲だったのも評価したい。

「けもの道☆ガーリッシュスクエア」
 4人ヒロインに見せかけて2人ヒロインだった。まあロープラなので納得。
 正直ロープラとは思えないくらいしっかりとしたシナリオと世界観構築に引き込まれて一気に読み進めてしまった。
 ちゃんと0からヒロインとの仲を深めていくのもとても良かった。

「スタディ§ステディ」
 あまりに主人公だけに都合のいいヒロインの挙動に気持ち悪さすら覚えてしまってだめだった。
 時代の流れとしては判るのだが、流石にここまで行くとやりすぎで受け付けなかった。

「フユキス」
 肝心のエロCGが微妙で残念な面はあったが、エロ周りのやり取りが良かったのでまあ良し。
 後輩で巨乳でグラドルで料理が上手な完璧超人にはやられたね。
 いやこれでいいんですよ。へたにキャラ付けでメシマズとかはね、素人の下策ですなムハハ
 ところで一番かわいい元気なクラスメイトはいつ攻略できるんですか?

「俺の恋天使がポンコツすぎてコワ~い。」
 恋天使が場面をいい塩梅で賑やかにしてくれるから、楽しく読めたけど、
 ギャルゲとしてはヒロインの造形にパンチも新鮮さも足りなくて地味な作品になってしまったなという感じだった。
 エイミはハチャメチャに可愛いけど、あのシナリオの続きは地獄だよな・・・。

「花鐘カナデ*グラム Chapter1 小桜結」
 結√としては世界観に深く入れ込まないでお仕舞いとする感じだったので、ただ結ちゃんが可愛いだけだった。
 まあこれまでの作品を見てて、裏の世界観について深くかかわっても話が面白くなるとは思わないんだけども・・・
 今まで金を掛けていた原画を変えてグラフィックも若干安っぽくなったが、エロCGの構図は100倍マシになったのでむしろ良かったとも思っている。
 まあ作り手側の手抜きが透けて見える中外同時発射で結構台無しになってしまっているが。
プロフィール

沙原 塞

Author:沙原 塞
 中1から萌えオタの社会人ゲーマー。ゲーム以外の趣味というと、自分の為に駄文を書き連ねるのが好きですが、ここはそういう散文の投棄場だとも言えます。
 さて、シスタープリンセスが連載されていたG'sマガジンを毎月楽しみにしていたあのころが懐かしい今日このごろ。みなさまいかがお過ごしでしょうか・・・

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