2016年総括
PSO2おもしれー(挨拶)

新しい子は長身スレンダー黒髪ロングサイボーグサムライでした。5年前に240時間遊んだところまで、60時間弱しか掛からなくて草。諸々親切になりすぎてるので、初期にぶん投げた俺みたいな人はびっくりするでしょうね。PS4でやってるからば横でエロゲも流せるぜ。b
さて、今年も過ぎればあっという間でしたが、今年のゲーム界は『PS4の最盛期の始まり』と言った感じでした。DIVISION、ダクソ3、オーバーウォッチ、TOB、P5、TF2、そしてFFXV。この世代のゲームラインナップが円熟してきたなと感じています。なおスターオーシャンは今回もダメだった模様・・・テイルズペルソナFFがこんなに頑張ってるから余計にクソさが際立ちますね・・・。SO3リマスターしか無いね^^
そしてエロゲはどうだったかと言えば、エロゲも当たり年でした。特筆すべきはこの2作品。
『グリモ☆ラヴ ~放課後のウイッチ~』
・とにかく『オカルト』の描き方が素晴らしい。人知人理を超越した存在をコミカルに、時にはぞっとするほどグロテスクに描く。
・エロが豊富。かといってワンパターンでは無いし、エロゲの定番に甘えたようなものも少なく、むしろ挑戦的
・透明人間とセックスしたり、地縛霊とセックスしたりもする。すげえぜこの主人公。おまえが今年のナンバーワンだ。
『Re:LieF~親愛なるあなたへ』
・ことしのベスト純愛泣きゲー。いやこれね、しかもね、SFなんすよ。もうね、ずるいよね。
・FF15のスタンドバイミーもずるいけど、これのデイジーベルもずるいよ。
・・・方向性が真逆すぎる。のはさておき、これ以外にも良作~佳作がとても多かったです。先に書いたようにPS4ゲーでも素晴らしい大作が次々と出てしまい、プレイ本数自体では例年より少ない(35本程度)年になりましたが、エロゲをしていて楽しかった1年でした。12月もまた良い作品が出ておりますので、年を越してからゆっくりと楽しみたいと思います。
それでは来年も良いエロゲとの出会いがあることを祈念いたしまして、年末年始のご挨拶とさせていただきます。
↓2016年プレイ済みエロゲ全感想等↓
『アンラッキーリバース』
なぜメインのエリス√だけあんなにも酷いシナリオなのか・・・。
元の世界で2人で暮らすオチは異世界召喚モノで絶対やっちゃいけないことだろ。
エリスが一番好きなだけにあのオチは残念だった。他のヒロインのシナリオは普通に平和なのになあ。
逆にそれ以外は良いところだらけ。サブキャラへの保管も流石のポテンシャル。
『見上げてごらん、夜空の星を』
非の打ち所がない傑作。序盤のお風呂イベントとか、ああいうシーンを作れるのは良いセンスだね。
エロCGの構図も良いし、パイズリも亀頭が露出していない。素晴らしい。
シナリオも「よくある幼なじみだから最初からラブラブ!」ではなく幼なじみだからこその難しさや絆等を、視点と歴史を縦横し多角的に丁寧に描写している。
『妻みぐい3』
普通のネトリネトラレと違って「このクソアマさっさと破滅しろ」ってメインヒロインに対して思えるのは斬新でした。
そっちの女はどうでもよく、もう一方の未亡人ヒロインに作品の魅力が凝縮されていた。
黒田晶見の絵は特に女性のお腹周りの肉づきの描き方がとてつもなくリアルで、
サテン生地のようなつややかなイブニングドレスに包まれた熟れた肉体のエロス!! パワーに満ちています。感服。
エロの量だけでなくシチュエーションの作り方が丁寧で、とても興奮しました。
テキストも男女ともに性的快感だけでなく多様な興奮まで描けており、非常に実用性に優れてました。
分岐がくっそめんどくさく分かりづらいので、回収は攻略を見ました。そこが唯一の微妙な点。
『はにかみCLOVER』
設定自体はすごく良いんだけど、残念ながらそこまで。
中盤から、すたじお緑茶特有の悪癖と化したgdgdヘタレ一人相撲が始まりそこでもうシナリオが死ぬ。
その上淫魔もののくせに、誘惑とかエロ事前の台詞回しや雰囲気作りが下手だしドライすぎる。だからエロも死ぬ。
しかし先輩√だけで『南十字星恋歌』よりは多少マシだとも言える。まああんな酷い作品はそうそう作って欲しくないけど。
『アンゲネーム・プラッツ』
平和で悪くないけど、今ひとつ刺激が足りない。ここのブランドの作品は続けてそんな感じ。
エロをもう少し生々しくしてみると、多分エロゲとして引き締まるしギャップから独自性も生まれるとは思う(ただの好み)。
付き合う前のラブイチャあたりは光るものがあるし、主人公君の恋愛への姿勢も真摯で好感が持てるのだが。
『ノラと皇女と野良猫ハート』
勢いとかパロディでは無くシュールさや言葉選びのセンスで笑わせにくる。エロゲライターで言うと日野亘とか衣笠彰梧とかみたいな感じに近い。
シナリオプロットもテキストもエフェクトもエンジンも、テンポが非常に良い。台詞回しは独特だけど、声優の演技で逆に魅力的なものにしている。主人公の差分が一番多かったり、他の作品では見ることが出来無い魅力が多く詰まっている傑作。
『甘えかたは彼女なりに』
キャラは良いんだけど、見せる場面が無く、魅力を引き出せないまま恋愛までいってしまうのがダメダメ。
エロシーンにだっていくらでもケチは付けられるけど、これはそれ以前の問題。
いくら原画に良いの使ったって、全てはテキストありきよ。
その辺はまあどうでもいいけど、そんなことより、きのこのみが2人分の名義だって事を始めて知りました。
『グリモ☆ラヴ』
とんでもない神ゲー。だってお前、透明人間と楽しくエッチしちゃうんだぜ。メジェド様が回し蹴りで助けてくれるんだぜ。
徹頭徹尾、その辺↑↓の凡百のエロゲーとは一線を画す内容。つまり濃い。濃いがテキストは簡素でテンポが良い。
そのあたり、シナリオライティングの基礎が理解できている証拠だと思う。
日常の掛け有い、とんでもなく個性的だが憎めないキャラクター達、オカルト故の理不尽さ、豊富で多彩なエロ。
今年を代表する作品であると断言する!!
『リプキス』
原点回帰したかのようなクソゲー。
エロは強制外出し多数、パイズリCGでチンコを口に含んでないのにちゅぱ音が鳴る、等等バグまがいの仕様満載。
主人公も自分で自分のことをイケメンと思ってる痛くて寒いナルシストだし、それ以上に妹がウザすぎて不快。
前作よりはまともになったけど、酷い出来だね。
『オモカゲ』
ミドルプライスにしては塗りの質が良いのはあかべぇらしい。体験版やってエロが合うなら薦められる。
俺は微塵もエロさを感じなかったし、キャラクターも古臭く、
セリフ回しも声優に読ませることを考えてない作りで、非常にけったいな出来だと思いました。
『ナツウソ -Ahead of the reminiscence-』
シナリオもテキストも悪くは無いんだけどプロットが良くない。
そのせいで主人公の心情がよく解らないという、致命的な欠落を抱えたまま物語が進む。
『可愛いし良い子だし、俺に惚れてるの分かるけど、俺はコイツのこと好きなのか解らないんだよね~(←は?死ね』と言ってた主人公君がいざ付き合いだしたらルンルンしてるし俺はこの主人公が解らんわ~www
『ワガママハイスペック』
主人公君は最後まで難聴で偽善者で女の子に欲情しない、ラノベ主人公のテンプレみたいな奴でしたね・・・。
その所為かイマイチのめり込めなかった。女の子が体預けてきたならその重さとか薫りとかもっと描写するんだよホラ。
『PURELY×C∧TION』
名前に恥じず、ヒロインが確かにものすごいピュア。コンセプト通りに作ってある良作。
判子絵師に不安があったが、このシリーズは個別にすぐ入って他のキャラ全然出ないから問題ないんですね・・・。
『なまラブ』
なにが『ナマ』なの??? 制作陣が生煮えのものでも食って頭がバカになってたの???
生々しさの欠片も無いファンタジックなセックス、生挿入の表現が出来ないテキストに、
ムードをいちいちぶち壊すチープなBGMといい、間に合わせの塊みたいな作品。
2000年代初頭のエロゲの主人公っぽい放蕩野郎は嫌いじゃ無いんだが、ライターにエロを書く力量がなさすぎた。
『あなたをオトコにしてあげる!』
短くまとまっているが、イベントごとにキャラクターの魅力を引き出せてる。
Syrohもちりも原画やる前からずっと注目してたクリエイターで、そういう人が良作に携わるのはとても嬉しく、ありがたいことだ。
前作のあのひどすぎるシナリオ選択が改善されたのも評価したい。
『ウィザーズコンプレックス』
ライターでクソゲー覚悟してたけどやっぱり微妙だった。
家事万能運動神経優秀イケメンとかいうクソシナリオの権化のような主人公。
主人公の感情や欲望の描写を一切してこないで、告白されたら「お前が俺のこと好きになる前から、俺はお前が好きだったぜ」みたいなこと言われても読者は『ハァ??』となってしまうわ。読み手に甘えるなクソライター。
ほのか√だけはかろうじてキャラクター萌えだけでなんとかなっているが、他はひどい。
『この恋、青春により。』
シナリオを含めて個々の素材は良いけど、15年前のPSギャルゲみたいな選択画面の分かりづらさと言ったら無い。
同時攻略とかも出来ないし、既読かどうか見分けが付かないから同じシナリオを頻繁に読まされるし。
でもそんなことが些末な事に感じるくらい、メインシナリオとエンディングでの演出は良く出来ていました。
『お隣の黒人夫に抱かれて啼き悶える最愛の妻。その引き換えに味わう黒人妻の肌。』
とても丁寧な作りだった。特に男性側の欲望の描写がちゃんと描かれているのは萌えゲーにも見習って欲しい点。
どう転んでも背徳と劣情の深みに嵌まるしかないというのは、救いが無いようで教義的でもある。
『サクラノモリドリーマーズ』
さすが呉だ。・・・喪われるときはいつだって理不尽だけど、生きうる限り人は救われうる。
復讐劇を終えてからの後半、未来と希望だけを描いたのがもうほんとにセンスしか感じない。
エロゲだからこその構成。お見事。
『ナツイロココロログ』
妹√だけが桁外れに良い。つーか泣いちゃったよ俺。
だってあの鈴の音しながら妹の心の傷に触れるのずるいよ、”ああ、この茨は、そもこの健気な妹を幼いころから少しずつ、しかしたくさんの傷をつけてきた、過去と思い出そのものなんだ”ってわかっちゃうそんなのずるいぜ大将。
精神直結(ダイブ)はこういう電脳とかまで進んだくらいのSFエロゲでは醍醐味の1つだな。
異能系でもちょいちょいあるけど、俺はそういった”高次元の絆”という感じのモチーフは大好き。
ヒロインごとに個別ライターなのでシナリオの質の差があり、他はゴミみたいなもん。
共通はエウ君の可愛さでなんとかなっているが。
『オトメ*ドメイン』
湊君可愛いすぎて音声はオフでやっていました。俺は男の娘<<<<<女装男子派です(キリッ
それはさておき、シナリオ的に見所があるのはひなたちゃんくらいですが、
全体を通して騒がしくも和やかな良質な会話シーンが多く、気楽に楽しめました。
『アリスティア・リメイン』
世界線そうきたかーまじかーちょっと嬉しかったなーという前作ファンの感想。
とにかく主人公が格好いい。ただ、だからこそ、エクストラに個別を分けてしまったのは正直いただけない。
そりゃあメインヒロインと喪われたヒロインと、それぞれの絆があって成立するシナリオだから、
そこに注力したかったのは分かるが、コイツならハーレムでも問題ねえだろ。
『フローラル・フローラブ』
個人的に好みなのはこはね√。前作のヒカリ√を彷彿とさせるような、障害の克服を描いたシナリオに感動した。
トラウマをね、温かく見守りながら丁寧に克服させて、一緒に乗り越えていく。その姿には、一種の神聖さすら宿って見えるよ。
また、他のシナリオでの、救われたからこそ救わねばならぬという主人公の熱い衝動的な行動もイイです。
――全てを喪って、しかしそれは何も得られなくなるというわけでは無く。受け継いだものや、守りたいと思ったものが、確かに今ここにあるのだ。
やっぱりラノベ的ヘタレ主人公君頑張って!より、こういう熱い主人公が考えて間違ってそれでも前に進んで行く感じが好きだなあ。
最後に明かされる設定も素晴らしく美しい。 一方で各ヒロインの√でのその設定の扱い方(隠し方)も徹底していて、最後まで楽しめた。
『千恋*万花』
キャラの魅力、シナリオのテンポ、プロット、どれも上々でまた一歩成長した感がある。
個人的には、序盤の、主人公が祖父に頭を下げて再び剣を習い始める辺りで『あ、良作だ』と解ったが、その通りとなった。
ヒロインズの初期好感度も低く、好意の高まるところの描き方も丁寧。
相変わらずエロシーンが無難で詰まらないのが唯一の欠点。全てで処女童貞同時膣イキとかいう神話体型。
『見上げてごらん、夜空の星を FINE DAYS』
FDではあるが、元の完成度が高すぎて基本的には蛇足。特に何も発展ないし。
本編が秀逸なプロットな分、FDががっかりなのがお家芸になってきたな・・・。
『キミトユメミシ』
適度な長さにまとめられた家族の絆系シナリオに、個性的なキャラ群の愉快な掛け合い。
正しく良作。道中の奇抜なエロシーンも、キャラクターの内面的セックスアピールに一役買っている。
ワシも夢の中で犬になってお互いぺろぺろしたいんじゃ~。
『ハナヒメ*アブソリュート!』
控えめに言って生徒会√以外あり得ない(笑)
女の子達の魅力が乏しい割に、男キャラがイケメンばかりで、あぁ^~ホモになるぅ^~
体験版のクラッシュするバグをちゃんと修正して普通に遊べたのは良かった。
しかしながらエロシーンの残念さが凄まじい。バックしか無いヒロインとかいるし・・・
『カノジョ*ステップ』
もはやただの”雑”な作品でしかない。主人公も周りもフツーのつまらん奴ばっかだし。
エロが凡庸なのは昔っからなんで期待してないけど。
もっともピュアコネがはっきり言って主人公もヒロインも不快すぎる人間群で構成されていた事を思い返せば、まあマシなのかもしれないが。
明日香√なんかは、きっと、友達関係から気がついたら好きになっていて~的なシナリオを書きたかったんだろうけど、まず男女の友情的な所への導入がヘタクソすぎて終。
唯一の価値は久遠√。これだけやたらとシナリオもテキストも良い出来でした。
このシナリオだけでゲームの評価がクソゲーと呼べなくなるくらいに変わるというか他のシナリオが酷いというか、
ここだけなぜか『かつての栄光時代のSMEE』というかなんというか・・・。
『千の刃濤、桃花染の皇姫』
凄く良い出来で2日でコンプしてしまった。カノジョステップに掛かった2週間返せ(理不尽)
とにかく美しい。大手メーカー渾身の演出の数々に装飾され、奇跡が美しく顕現する。
物語において奇跡そのものを陳腐だという人がいるが、むしろ物語においてしか奇跡は存在し得ぬ。
一方でこんなに凄いシナリオ書いてエロがアンアン言ってるだけなのは爆笑してしまった。情緒もクソも無い。
あ、これ学園の必要ある? って言う問いはもう正しく愚問だから。おれもよくわからんし・・・
『Re:LieF』
AIとVR、絆と優しさ。丁寧で、高潔で、静かな、美しい作品。
主題的には『おれつば』が近いか。ギミック的には『ストロベリーフィールズ』か。
背景も含めて演出も一枚絵も最高。やめてくれアルファその歌は俺が泣く。
いやあ今年はエロゲの当たり年ですぞ!と俺は叫んだ。
『アマツツミ』
御影のシナリオで始めて肯定的な評価が自分の中で上回った作品かもしれん。
ベストシーンはおまんこふきふき。シナリオの山場からオチはどれもふーんって感じで見所なかったけど、
起承転結の文量のバランスがほんとにパープルかよって叫びたくなる位まともで、ダラけず読み終えられた。
シナリオと呼べるものは特になくて、キャラクターの魅力だけを味わうこの感じは、
なんか昔のパープルっぽくてぼかァ好きですね。導入からの流れが丁寧なのがでその点に注力して楽しめる。
『スキとスキとでサンカク恋愛』
ぜんっぜん毒が足らないからほんとにASAProかよって思ったけど、純愛ゲーとして良ゲーだった。
エロがそれなりによくできてるのが○ ラブホテルでエッチするのは人として当たり前なんだからもっと増えろ。
『ユニオリズム・カルテット A3-DAYS』
FDだが後日談で有り後日談では無い、あまり見ない方式の作品。
しかしそれが功を奏しており、FD特有のマンネリ感が無く純粋にエロといちゃいちゃを楽しめる作品になった。
本編の主人公つえー成分が殆ど無いのは寂しいが、嫁のシルヴェリアが可愛かったので良し!(投
『瑠璃の檻《ルリ・ノ・イエ》-DOMINATION GAME-』
ガッチガチのクトゥルフエロゲー。まあそれなりに面白かった。
基本的な部分として、神様の夢見の中の暇つぶしっていうスタンスを貫くのは良いことだと思う。
ただグロはいいけどグロエロは必要なのかなあこれ。少ない普通のエロシーンが結構良いだけにもったいない感ある。

新しい子は長身スレンダー黒髪ロングサイボーグサムライでした。5年前に240時間遊んだところまで、60時間弱しか掛からなくて草。諸々親切になりすぎてるので、初期にぶん投げた俺みたいな人はびっくりするでしょうね。PS4でやってるからば横でエロゲも流せるぜ。b
さて、今年も過ぎればあっという間でしたが、今年のゲーム界は『PS4の最盛期の始まり』と言った感じでした。DIVISION、ダクソ3、オーバーウォッチ、TOB、P5、TF2、そしてFFXV。この世代のゲームラインナップが円熟してきたなと感じています。なおスターオーシャンは今回もダメだった模様・・・テイルズペルソナFFがこんなに頑張ってるから余計にクソさが際立ちますね・・・。
そしてエロゲはどうだったかと言えば、エロゲも当たり年でした。特筆すべきはこの2作品。
『グリモ☆ラヴ ~放課後のウイッチ~』
・とにかく『オカルト』の描き方が素晴らしい。人知人理を超越した存在をコミカルに、時にはぞっとするほどグロテスクに描く。
・エロが豊富。かといってワンパターンでは無いし、エロゲの定番に甘えたようなものも少なく、むしろ挑戦的
・透明人間とセックスしたり、地縛霊とセックスしたりもする。すげえぜこの主人公。おまえが今年のナンバーワンだ。
『Re:LieF~親愛なるあなたへ』
・ことしのベスト純愛泣きゲー。いやこれね、しかもね、SFなんすよ。もうね、ずるいよね。
・FF15のスタンドバイミーもずるいけど、これのデイジーベルもずるいよ。
・・・方向性が真逆すぎる。のはさておき、これ以外にも良作~佳作がとても多かったです。先に書いたようにPS4ゲーでも素晴らしい大作が次々と出てしまい、プレイ本数自体では例年より少ない(35本程度)年になりましたが、エロゲをしていて楽しかった1年でした。12月もまた良い作品が出ておりますので、年を越してからゆっくりと楽しみたいと思います。
それでは来年も良いエロゲとの出会いがあることを祈念いたしまして、年末年始のご挨拶とさせていただきます。
↓2016年プレイ済みエロゲ全感想等↓
『アンラッキーリバース』
なぜメインのエリス√だけあんなにも酷いシナリオなのか・・・。
元の世界で2人で暮らすオチは異世界召喚モノで絶対やっちゃいけないことだろ。
エリスが一番好きなだけにあのオチは残念だった。他のヒロインのシナリオは普通に平和なのになあ。
逆にそれ以外は良いところだらけ。サブキャラへの保管も流石のポテンシャル。
『見上げてごらん、夜空の星を』
非の打ち所がない傑作。序盤のお風呂イベントとか、ああいうシーンを作れるのは良いセンスだね。
エロCGの構図も良いし、パイズリも亀頭が露出していない。素晴らしい。
シナリオも「よくある幼なじみだから最初からラブラブ!」ではなく幼なじみだからこその難しさや絆等を、視点と歴史を縦横し多角的に丁寧に描写している。
『妻みぐい3』
普通のネトリネトラレと違って「このクソアマさっさと破滅しろ」ってメインヒロインに対して思えるのは斬新でした。
そっちの女はどうでもよく、もう一方の未亡人ヒロインに作品の魅力が凝縮されていた。
黒田晶見の絵は特に女性のお腹周りの肉づきの描き方がとてつもなくリアルで、
サテン生地のようなつややかなイブニングドレスに包まれた熟れた肉体のエロス!! パワーに満ちています。感服。
エロの量だけでなくシチュエーションの作り方が丁寧で、とても興奮しました。
テキストも男女ともに性的快感だけでなく多様な興奮まで描けており、非常に実用性に優れてました。
分岐がくっそめんどくさく分かりづらいので、回収は攻略を見ました。そこが唯一の微妙な点。
『はにかみCLOVER』
設定自体はすごく良いんだけど、残念ながらそこまで。
中盤から、すたじお緑茶特有の悪癖と化したgdgdヘタレ一人相撲が始まりそこでもうシナリオが死ぬ。
その上淫魔もののくせに、誘惑とかエロ事前の台詞回しや雰囲気作りが下手だしドライすぎる。だからエロも死ぬ。
しかし先輩√だけで『南十字星恋歌』よりは多少マシだとも言える。まああんな酷い作品はそうそう作って欲しくないけど。
『アンゲネーム・プラッツ』
平和で悪くないけど、今ひとつ刺激が足りない。ここのブランドの作品は続けてそんな感じ。
エロをもう少し生々しくしてみると、多分エロゲとして引き締まるしギャップから独自性も生まれるとは思う(ただの好み)。
付き合う前のラブイチャあたりは光るものがあるし、主人公君の恋愛への姿勢も真摯で好感が持てるのだが。
『ノラと皇女と野良猫ハート』
勢いとかパロディでは無くシュールさや言葉選びのセンスで笑わせにくる。エロゲライターで言うと日野亘とか衣笠彰梧とかみたいな感じに近い。
シナリオプロットもテキストもエフェクトもエンジンも、テンポが非常に良い。台詞回しは独特だけど、声優の演技で逆に魅力的なものにしている。主人公の差分が一番多かったり、他の作品では見ることが出来無い魅力が多く詰まっている傑作。
『甘えかたは彼女なりに』
キャラは良いんだけど、見せる場面が無く、魅力を引き出せないまま恋愛までいってしまうのがダメダメ。
エロシーンにだっていくらでもケチは付けられるけど、これはそれ以前の問題。
いくら原画に良いの使ったって、全てはテキストありきよ。
その辺はまあどうでもいいけど、そんなことより、きのこのみが2人分の名義だって事を始めて知りました。
『グリモ☆ラヴ』
とんでもない神ゲー。だってお前、透明人間と楽しくエッチしちゃうんだぜ。メジェド様が回し蹴りで助けてくれるんだぜ。
徹頭徹尾、その辺↑↓の凡百のエロゲーとは一線を画す内容。つまり濃い。濃いがテキストは簡素でテンポが良い。
そのあたり、シナリオライティングの基礎が理解できている証拠だと思う。
日常の掛け有い、とんでもなく個性的だが憎めないキャラクター達、オカルト故の理不尽さ、豊富で多彩なエロ。
今年を代表する作品であると断言する!!
『リプキス』
原点回帰したかのようなクソゲー。
エロは強制外出し多数、パイズリCGでチンコを口に含んでないのにちゅぱ音が鳴る、等等バグまがいの仕様満載。
主人公も自分で自分のことをイケメンと思ってる痛くて寒いナルシストだし、それ以上に妹がウザすぎて不快。
前作よりはまともになったけど、酷い出来だね。
『オモカゲ』
ミドルプライスにしては塗りの質が良いのはあかべぇらしい。体験版やってエロが合うなら薦められる。
俺は微塵もエロさを感じなかったし、キャラクターも古臭く、
セリフ回しも声優に読ませることを考えてない作りで、非常にけったいな出来だと思いました。
『ナツウソ -Ahead of the reminiscence-』
シナリオもテキストも悪くは無いんだけどプロットが良くない。
そのせいで主人公の心情がよく解らないという、致命的な欠落を抱えたまま物語が進む。
『可愛いし良い子だし、俺に惚れてるの分かるけど、俺はコイツのこと好きなのか解らないんだよね~(←は?死ね』と言ってた主人公君がいざ付き合いだしたらルンルンしてるし俺はこの主人公が解らんわ~www
『ワガママハイスペック』
主人公君は最後まで難聴で偽善者で女の子に欲情しない、ラノベ主人公のテンプレみたいな奴でしたね・・・。
その所為かイマイチのめり込めなかった。女の子が体預けてきたならその重さとか薫りとかもっと描写するんだよホラ。
『PURELY×C∧TION』
名前に恥じず、ヒロインが確かにものすごいピュア。コンセプト通りに作ってある良作。
判子絵師に不安があったが、このシリーズは個別にすぐ入って他のキャラ全然出ないから問題ないんですね・・・。
『なまラブ』
なにが『ナマ』なの??? 制作陣が生煮えのものでも食って頭がバカになってたの???
生々しさの欠片も無いファンタジックなセックス、生挿入の表現が出来ないテキストに、
ムードをいちいちぶち壊すチープなBGMといい、間に合わせの塊みたいな作品。
2000年代初頭のエロゲの主人公っぽい放蕩野郎は嫌いじゃ無いんだが、ライターにエロを書く力量がなさすぎた。
『あなたをオトコにしてあげる!』
短くまとまっているが、イベントごとにキャラクターの魅力を引き出せてる。
Syrohもちりも原画やる前からずっと注目してたクリエイターで、そういう人が良作に携わるのはとても嬉しく、ありがたいことだ。
前作のあのひどすぎるシナリオ選択が改善されたのも評価したい。
『ウィザーズコンプレックス』
ライターでクソゲー覚悟してたけどやっぱり微妙だった。
家事万能運動神経優秀イケメンとかいうクソシナリオの権化のような主人公。
主人公の感情や欲望の描写を一切してこないで、告白されたら「お前が俺のこと好きになる前から、俺はお前が好きだったぜ」みたいなこと言われても読者は『ハァ??』となってしまうわ。読み手に甘えるなクソライター。
ほのか√だけはかろうじてキャラクター萌えだけでなんとかなっているが、他はひどい。
『この恋、青春により。』
シナリオを含めて個々の素材は良いけど、15年前のPSギャルゲみたいな選択画面の分かりづらさと言ったら無い。
同時攻略とかも出来ないし、既読かどうか見分けが付かないから同じシナリオを頻繁に読まされるし。
でもそんなことが些末な事に感じるくらい、メインシナリオとエンディングでの演出は良く出来ていました。
『お隣の黒人夫に抱かれて啼き悶える最愛の妻。その引き換えに味わう黒人妻の肌。』
とても丁寧な作りだった。特に男性側の欲望の描写がちゃんと描かれているのは萌えゲーにも見習って欲しい点。
どう転んでも背徳と劣情の深みに嵌まるしかないというのは、救いが無いようで教義的でもある。
『サクラノモリドリーマーズ』
さすが呉だ。・・・喪われるときはいつだって理不尽だけど、生きうる限り人は救われうる。
復讐劇を終えてからの後半、未来と希望だけを描いたのがもうほんとにセンスしか感じない。
エロゲだからこその構成。お見事。
『ナツイロココロログ』
妹√だけが桁外れに良い。つーか泣いちゃったよ俺。
だってあの鈴の音しながら妹の心の傷に触れるのずるいよ、”ああ、この茨は、そもこの健気な妹を幼いころから少しずつ、しかしたくさんの傷をつけてきた、過去と思い出そのものなんだ”ってわかっちゃうそんなのずるいぜ大将。
精神直結(ダイブ)はこういう電脳とかまで進んだくらいのSFエロゲでは醍醐味の1つだな。
異能系でもちょいちょいあるけど、俺はそういった”高次元の絆”という感じのモチーフは大好き。
ヒロインごとに個別ライターなのでシナリオの質の差があり、他はゴミみたいなもん。
共通はエウ君の可愛さでなんとかなっているが。
『オトメ*ドメイン』
湊君可愛いすぎて音声はオフでやっていました。俺は男の娘<<<<<女装男子派です(キリッ
それはさておき、シナリオ的に見所があるのはひなたちゃんくらいですが、
全体を通して騒がしくも和やかな良質な会話シーンが多く、気楽に楽しめました。
『アリスティア・リメイン』
世界線そうきたかーまじかーちょっと嬉しかったなーという前作ファンの感想。
とにかく主人公が格好いい。ただ、だからこそ、エクストラに個別を分けてしまったのは正直いただけない。
そりゃあメインヒロインと喪われたヒロインと、それぞれの絆があって成立するシナリオだから、
そこに注力したかったのは分かるが、コイツならハーレムでも問題ねえだろ。
『フローラル・フローラブ』
個人的に好みなのはこはね√。前作のヒカリ√を彷彿とさせるような、障害の克服を描いたシナリオに感動した。
トラウマをね、温かく見守りながら丁寧に克服させて、一緒に乗り越えていく。その姿には、一種の神聖さすら宿って見えるよ。
また、他のシナリオでの、救われたからこそ救わねばならぬという主人公の熱い衝動的な行動もイイです。
――全てを喪って、しかしそれは何も得られなくなるというわけでは無く。受け継いだものや、守りたいと思ったものが、確かに今ここにあるのだ。
やっぱりラノベ的ヘタレ主人公君頑張って!より、こういう熱い主人公が考えて間違ってそれでも前に進んで行く感じが好きだなあ。
最後に明かされる設定も素晴らしく美しい。 一方で各ヒロインの√でのその設定の扱い方(隠し方)も徹底していて、最後まで楽しめた。
『千恋*万花』
キャラの魅力、シナリオのテンポ、プロット、どれも上々でまた一歩成長した感がある。
個人的には、序盤の、主人公が祖父に頭を下げて再び剣を習い始める辺りで『あ、良作だ』と解ったが、その通りとなった。
ヒロインズの初期好感度も低く、好意の高まるところの描き方も丁寧。
相変わらずエロシーンが無難で詰まらないのが唯一の欠点。全てで処女童貞同時膣イキとかいう神話体型。
『見上げてごらん、夜空の星を FINE DAYS』
FDではあるが、元の完成度が高すぎて基本的には蛇足。特に何も発展ないし。
本編が秀逸なプロットな分、FDががっかりなのがお家芸になってきたな・・・。
『キミトユメミシ』
適度な長さにまとめられた家族の絆系シナリオに、個性的なキャラ群の愉快な掛け合い。
正しく良作。道中の奇抜なエロシーンも、キャラクターの内面的セックスアピールに一役買っている。
ワシも夢の中で犬になってお互いぺろぺろしたいんじゃ~。
『ハナヒメ*アブソリュート!』
控えめに言って生徒会√以外あり得ない(笑)
女の子達の魅力が乏しい割に、男キャラがイケメンばかりで、あぁ^~ホモになるぅ^~
体験版のクラッシュするバグをちゃんと修正して普通に遊べたのは良かった。
しかしながらエロシーンの残念さが凄まじい。バックしか無いヒロインとかいるし・・・
『カノジョ*ステップ』
もはやただの”雑”な作品でしかない。主人公も周りもフツーのつまらん奴ばっかだし。
エロが凡庸なのは昔っからなんで期待してないけど。
もっともピュアコネがはっきり言って主人公もヒロインも不快すぎる人間群で構成されていた事を思い返せば、まあマシなのかもしれないが。
明日香√なんかは、きっと、友達関係から気がついたら好きになっていて~的なシナリオを書きたかったんだろうけど、まず男女の友情的な所への導入がヘタクソすぎて終。
唯一の価値は久遠√。これだけやたらとシナリオもテキストも良い出来でした。
このシナリオだけでゲームの評価がクソゲーと呼べなくなるくらいに変わるというか他のシナリオが酷いというか、
ここだけなぜか『かつての栄光時代のSMEE』というかなんというか・・・。
『千の刃濤、桃花染の皇姫』
凄く良い出来で2日でコンプしてしまった。カノジョステップに掛かった2週間返せ(理不尽)
とにかく美しい。大手メーカー渾身の演出の数々に装飾され、奇跡が美しく顕現する。
物語において奇跡そのものを陳腐だという人がいるが、むしろ物語においてしか奇跡は存在し得ぬ。
一方でこんなに凄いシナリオ書いてエロがアンアン言ってるだけなのは爆笑してしまった。情緒もクソも無い。
あ、これ学園の必要ある? って言う問いはもう正しく愚問だから。おれもよくわからんし・・・
『Re:LieF』
AIとVR、絆と優しさ。丁寧で、高潔で、静かな、美しい作品。
主題的には『おれつば』が近いか。ギミック的には『ストロベリーフィールズ』か。
背景も含めて演出も一枚絵も最高。やめてくれアルファその歌は俺が泣く。
いやあ今年はエロゲの当たり年ですぞ!と俺は叫んだ。
『アマツツミ』
御影のシナリオで始めて肯定的な評価が自分の中で上回った作品かもしれん。
ベストシーンはおまんこふきふき。シナリオの山場からオチはどれもふーんって感じで見所なかったけど、
起承転結の文量のバランスがほんとにパープルかよって叫びたくなる位まともで、ダラけず読み終えられた。
シナリオと呼べるものは特になくて、キャラクターの魅力だけを味わうこの感じは、
なんか昔のパープルっぽくてぼかァ好きですね。導入からの流れが丁寧なのがでその点に注力して楽しめる。
『スキとスキとでサンカク恋愛』
ぜんっぜん毒が足らないからほんとにASAProかよって思ったけど、純愛ゲーとして良ゲーだった。
エロがそれなりによくできてるのが○ ラブホテルでエッチするのは人として当たり前なんだからもっと増えろ。
『ユニオリズム・カルテット A3-DAYS』
FDだが後日談で有り後日談では無い、あまり見ない方式の作品。
しかしそれが功を奏しており、FD特有のマンネリ感が無く純粋にエロといちゃいちゃを楽しめる作品になった。
本編の主人公つえー成分が殆ど無いのは寂しいが、嫁のシルヴェリアが可愛かったので良し!(投
『瑠璃の檻《ルリ・ノ・イエ》-DOMINATION GAME-』
ガッチガチのクトゥルフエロゲー。まあそれなりに面白かった。
基本的な部分として、神様の夢見の中の暇つぶしっていうスタンスを貫くのは良いことだと思う。
ただグロはいいけどグロエロは必要なのかなあこれ。少ない普通のエロシーンが結構良いだけにもったいない感ある。
FF15を終えて感想(注:ネタバレ有り)
『人間を感動させるものは往々にして単純で陳腐で、それ故に語り尽くされた。しかし語り方については未だ発展途上である。』
とりまボロ泣きしました。もうそれくらい素晴らしい作品です。
このゲームは実質3部構成。
1.始まってすぐのエリアでの限定的なチュートリアル。
2.13振りの刀剣のうち10振りを、自由に散策しながら手に入れていくことが出来るオープンワールドゲー。
3.大きな転機から一気に物語が収束する連続した一本道のイベント。
まず、とにかく1~2が青春の馬鹿騒ぎと、旅と、アウトドアと、戦闘の醍醐味をこれでもかと言うくらいにぶつけてくる。
もうこれが楽しいのなんのって。
依頼を受けてモンスターを討伐して金をもらう→金でアイテムや武器を買う→ダンジョンやミッションに挑む
この流れが見事に機能していて、特に回復アイテムの効果・金額の設定が見事(高すぎず安すぎない)で、
レベル差があっても回復アイテムをがっちりそろえて粘り強く攻略したりするともう最高なんです。
戦闘自体がとても楽しいだけでなく、戦闘を取り巻くゲームデザインが単純だけどよく調整されてました。
そして旅&アウトドア。
景色がどこもかしこも全てが綺麗なんです。近くも遠くも綺麗なんですよ。もう無茶苦茶だよこのゲーム。
色んな所に名も無き見所があるから、新しい場所に行くたびにすごいワクワクします。
そしてキャンプからのアウトドアクッキングも見所。料理がめちゃくちゃ美味しそうなんです。
だから食事ステータス補正と食べたい料理の間で結構悩みます(笑)
一日の終わりにはプロンプトがその日に撮った写真をみんなで見て、笑いあったりして、良い写真があれば保存できるんです。
そうしてまた朝の清々しい空気に包まれて起きる(この光と空気感も丁寧に作ってあってゲームの中なのに気持ちの良い朝だなーって思うんだよ訳わかんねえよ)
でもまさかこの写真をとって保存する機能が最後の最後で発動する仕込みだと思うわけ無かったじゃんアゼルバイジャン
そんなこんなで毎日仕事もあるのに3時過ぎまで旅にのめり込んでました。
ファントムソードを集められるところまで集めてからストーリーを続けました、ちなみにwiki等はまったく見ませんでした。
このゲームはそういう所に手を出したら確実に面白くなくなると思います(なお七色カエル)のでオススメしません。
そうしてから意気揚々とメインストーリーに手を付けたんですが、これがね、もうね、辛いのなんのって
これでもかと言うくらいに弄ばれ、孤独を味合わされ、その末に自らが犠牲となることを宣告されるんですよ。
主人公のノクティス王子は飄々としつつも、なんだかんだで王としての自覚がある(けど若さ故に運命的なものにたいして遣りようのない憤りを常に抱えていたりもする)ので、それを受け入れます。
そして仲間と再会しての最終決戦の前にね、一枚写真をくれって言うんですよ。
もうここでぶわって涙腺に来ましたね。卑怯すぎますよ。
ぜーーーーーーーーーーんぶ楽しい思い出なんですよ。写真の一枚一枚が。
楽しくて面白かったから写真を保存したんだもん当たり前じゃん。
でもこの決戦を終えたらノクトは、もう二度とそこには戻れない。
なんて憎い演出なんだ!!!!
ノクトも王としての自覚と決意をもって決着をつけに来たのだから今更ひるみません。
そして彼は黒幕に打ち勝ち、己の命を捧げて世界から闇を払います。
そしてエンディングへ。
流れるプロンプトの撮った写真。
曲は『Stand by Me』
カーッ、やってくれますね。感動の余韻に浸りました。
この後、最終決戦前日談があるのですが、そこでもう一度泣きましたがここには書きまえん。
とりまボロ泣きしました。もうそれくらい素晴らしい作品です。
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— さわらそく (@muketenai) 2016年12月4日
このゲームは実質3部構成。
1.始まってすぐのエリアでの限定的なチュートリアル。
2.13振りの刀剣のうち10振りを、自由に散策しながら手に入れていくことが出来るオープンワールドゲー。
3.大きな転機から一気に物語が収束する連続した一本道のイベント。
まず、とにかく1~2が青春の馬鹿騒ぎと、旅と、アウトドアと、戦闘の醍醐味をこれでもかと言うくらいにぶつけてくる。
もうこれが楽しいのなんのって。
依頼を受けてモンスターを討伐して金をもらう→金でアイテムや武器を買う→ダンジョンやミッションに挑む
この流れが見事に機能していて、特に回復アイテムの効果・金額の設定が見事(高すぎず安すぎない)で、
レベル差があっても回復アイテムをがっちりそろえて粘り強く攻略したりするともう最高なんです。
戦闘自体がとても楽しいだけでなく、戦闘を取り巻くゲームデザインが単純だけどよく調整されてました。
そして旅&アウトドア。
景色がどこもかしこも全てが綺麗なんです。近くも遠くも綺麗なんですよ。もう無茶苦茶だよこのゲーム。
色んな所に名も無き見所があるから、新しい場所に行くたびにすごいワクワクします。
そしてキャンプからのアウトドアクッキングも見所。料理がめちゃくちゃ美味しそうなんです。
だから食事ステータス補正と食べたい料理の間で結構悩みます(笑)
一日の終わりにはプロンプトがその日に撮った写真をみんなで見て、笑いあったりして、良い写真があれば保存できるんです。
そうしてまた朝の清々しい空気に包まれて起きる(この光と空気感も丁寧に作ってあってゲームの中なのに気持ちの良い朝だなーって思うんだよ訳わかんねえよ)
でもまさかこの写真をとって保存する機能が最後の最後で発動する仕込みだと思うわけ無かったじゃんアゼルバイジャン
そんなこんなで毎日仕事もあるのに3時過ぎまで旅にのめり込んでました。
ファントムソードを集められるところまで集めてからストーリーを続けました、ちなみにwiki等はまったく見ませんでした。
このゲームはそういう所に手を出したら確実に面白くなくなると思います(なお七色カエル)のでオススメしません。
そうしてから意気揚々とメインストーリーに手を付けたんですが、これがね、もうね、辛いのなんのって
これでもかと言うくらいに弄ばれ、孤独を味合わされ、その末に自らが犠牲となることを宣告されるんですよ。
主人公のノクティス王子は飄々としつつも、なんだかんだで王としての自覚がある(けど若さ故に運命的なものにたいして遣りようのない憤りを常に抱えていたりもする)ので、それを受け入れます。
そして仲間と再会しての最終決戦の前にね、一枚写真をくれって言うんですよ。
もうここでぶわって涙腺に来ましたね。卑怯すぎますよ。
ぜーーーーーーーーーーんぶ楽しい思い出なんですよ。写真の一枚一枚が。
楽しくて面白かったから写真を保存したんだもん当たり前じゃん。
でもこの決戦を終えたらノクトは、もう二度とそこには戻れない。
なんて憎い演出なんだ!!!!
ノクトも王としての自覚と決意をもって決着をつけに来たのだから今更ひるみません。
そして彼は黒幕に打ち勝ち、己の命を捧げて世界から闇を払います。
そしてエンディングへ。
流れるプロンプトの撮った写真。
曲は『Stand by Me』
カーッ、やってくれますね。感動の余韻に浸りました。
この後、最終決戦前日談があるのですが、そこでもう一度泣きましたがここには書きまえん。